幻影騎士団のこと その②

 

 

じゃ~~~んけん、

 

 

ぽん

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「じゃ、後攻で」

 

 僕の幻影騎士団は後攻構築です。今の環境デッキであるEMEm、彼岸、帝がみな先攻を取ってくるため、ジャンケンするフリをしつつ後攻を取ることが出来ます。相手からすると今の環境で後攻を選択されるのはキモイでもこれには理由があるんです・・・・・

 

 

では、幻影騎士団の続き、書いていきます。

今回は前の記事で紹介したにも関わらず全く触れなかったこの構築について書きます。

(幻影騎士団ってなんぞ?って人は前回の記事をご覧ください)

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【ガイド、SRについて】

 まず、この幻影騎士団の型について。登場したばかりのテーマであるため皆さん試行錯誤して最適な型を探していると思います。

僕もこのデッキに着手した当初はTwitter検索で情報収集を行いました。

そこでよく見たワードが「ガイド型」「SR型」

 

・・・・・。 

なかよくしよーぜ!!

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 ハンバーグカレーのできあがりです。

 

SRとガイドにはそれぞれの強みがあります。

◎SR

 ベイゴマックスを採用するメリットは何と言っても召喚権を使わずランク3を作れる点です。相手のバックがある場合は、グランパルスで剥がしてから展開する余裕が生まれ、無い場合はダンテを作ってワンキルまで向かえるためガイドよりも初手に欲しいカードです。

 SRの採用が敬遠される理由にタケトンボーグという素引きしたくないカードを入れないといけない点が上げられます。しかしよく見るとタケトンボーグの特殊召喚条件は「自分フィールドに風属性モンスターがいる場合」です。そのため展開時にリヴァイエールを自然と用いる幻影騎士団では素引きしても無駄なく使用できるんです。(あとちょっとドヤ顔ができます)

 

◎ガイド+彼岸セット

  ガイドは多くの幻影騎士団の構築で採用されています。ガイドの相方としてはスカラマリオンの採用率がぶっちぎりで高いのですが、僕はそれに加えてエッジインプシザーファーファレルを採用しています。

 シザーはガイドから出した後さらにランク3に繋げることが可能になります。ガイド+影無茶+手札1枚でランク3×2体を確実に立てることができます。また、手札で浮いている幻影をデッキトップに戻しダンテで落とすことで手札コストを逆に利用するというパターンもあります。

 ファーファレルに関しては、このデッキのワンキルパターンの「ダンテリヴァイリヴァイリベリオン⇒相手のモンスター2体の上から8600」に絡めることでさらに1体無視してキルに向かえます。理想はファーファ素引きやダンテのコストで落ちて回収ですがガイドからファーファを特殊してランク3を作りつつ相手の前を除去する動きも魅力的です。また、対彼岸においてはベアトリーチェの突破が困難であるためファーファにお願いしましょう。

  • 初動ガイドで後続が無い場合⇒スカラマリオン
  • キルに向かう時⇒ファーファ、シザー

という感じになります。ガイドから彼岸を出してダンテを作れば、バウンスや除外で除去されない限り次のダンテはベアトリーチェになれますよね。ベアトが作れれば幻影モンスターや幻影罠を墓地に落として展開へとつなげることができます。ベアトリーチェの隣にどんどこ並べられるのも彼岸にはない強みと言えます。

 

【不採用カードについて】

  • フラジャイルアーマー・・・1枚入れる事でラギッドから落として手札の幻影モンスターor幻影罠を落としつつ1ドローができる潤滑剤的な役割を持てます。が、手札の幻影罠を切る場合、さらにもう一枚墓地に幻影が無いと展開に繋がりません。また、妨害札が少ない分手札の罠も出来れば保持したい点、素引きリスクも考慮して不採用に。
  • 増援・・・戦士族なら入るやろ!!!⇒このデッキはベイゴマ、ガイドと単体で初動として機能するカードが多く、有用なサーチ先が影無茶とサイレントブーツ、ブーツがある時の相方幻影しかなかったため不採用に。
  • 異次元からの埋葬・・・除外利用テーマなら入るやろ!!!⇒埋葬がなくてもリヴァイエールで展開しながら自然にサイクルが生まれる、仮に除外から戻してもうま味に繋がりにくい点から不採用に。

 

固定概念に囚われないって大事ですよね。

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【後攻選択について】

 冒頭でも触れましたがこのデッキは0帝以外の全デッキに対して後攻を選択します。ジャンケン負けたいです。

 後攻を選ぶ理由として、このデッキは先攻で強い盤面を作ることが出来ません。できる盤面はせいぜい先攻ダンテ+幻影霧剣です。それに対して相手は手札+1枚スタートで、EMEmに至っては少ない枚数から膨大なアドバンテージを生むことができ、ツイツイをバシバシ撃ってきます。殺されます。

 このデッキは展開後にX素材となった幻影が墓地リソースになるため一度回りだしたら持久力があるデッキです。しかし、それは幻影ギミックのことでありエクストラはすぐ枯渇してしまうのです。エクシーズしないと何もできないデッキであるため、エクストラは勝つために大事に使う必要があります。

 よって全試合後攻を選択し、後攻一ターン目から奇襲をかけるのがこのデッキの戦い方です。(G、ツイツイフル投入もそのためです)

 

【ユニバース採用について】

 環境分布によってメインの採用数は増減しています。EMEmだらけの時はユニバースを減らして通告を採用していましたが、最近はペンデュラムマジシャンがカードショップに吸引されているのでショップ大会に彼岸が増え、上記の構築は対彼岸を意識したメインになっています。ちなみにユニバース直撃したら負けますのでうまく避けてください。もしくはツイツイ、自身のユニバース、強制脱出装置等でなんとしましょう。

 

【サイドプランについて】

◎対 EMEm

⇒飛翔2、ヴェーラー3、御前試合3

 御前キービートルを狙いに行きます。 

◎対 彼岸

⇒飛翔2、ギャラサイ、ブラホ、脱出3

◎対 0帝

⇒ヴェーラー3、ギャラサイ、ブラホ、ライボル2

かなり相性悪いです。先攻とります。幻影霧剣は必ず構えましょう。

余談ですが結界像ビートかなりきついです。単体スペックでパキケファロ越えれるのがベイゴマックスしかいません(しかも相撃ちです)。先攻とります。

 

【おまけ】

  • このデッキはリヴァイエールを用いて場にランク3を大量展開できます。しかし、ワンキルできる場合を除いて場を埋め尽くすような展開は避ける方がいいです。マウントを取れるモンスターを配置するか(リベリオン等)それが出来なければモンスターゾーンを2枠空けるべきです。ダンテリヴァイリヴァイダンテのような展開をしてライフを削りきれなくなった場合、モンスターゾーンが不足し後の展開が出来なくなり硬直します。
  • 飛翔するGを食らった場合、幻影霧剣でGを対象にすれば飛翔するGを利用してエクシーズができます。

 

以上、幻影騎士団の考察でした。

まだまだ新規が出る可能性があり、伸びしろのあるデッキだと思います。

(どうかRRみたいにレベル6とかでないでくれ)

 

最後までご覧頂きありがとうございました。


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