SR幻影彼岸について【店舗代表戦使用】
僕「対戦お願いします」
僕「サイドエクストラ15、15でメイン42です」
相手(EMか・・・?それとも彼岸?)
僕「ガイド召喚スカラマリオンss」
相手「彼岸か」
僕「ダンテ効果3枚」
相手「おまえ・・わずかだが混じってるな・・・」
「バレた」
ラギットグローブの「ラギー」
今回は幻影騎士団の派生デッキである通称【SR幻影彼岸】について話します。先日の店舗戦ではこのデッキで代表を取ることが出来ました。
幻影騎士団については以前の記事で話したので
幻影騎士団のこと その② - やさしくころして/遊戯王ブログ
今回はSR幻影彼岸って最近名前聞くけど強いの?って人のための記事です。
店舗代表戦で使用した構築です。以前公開した構築がメインにユニバースを入れた対彼岸構築でした。今ではEMに対してのユニバースが弱く、彼岸も採用しなくなっているので抜け、うさぎや魔封じを入れてメインをEMに寄せています。とは言えいきなりこんな構築が出来たのではなく、最近になって注目され始めたSR幻影彼岸の構築をベースに作りました。
そもそも【SR幻影彼岸】って何?
なんてめちゃくちゃな名前なんだ・・と感じるかもしれませんが
要は
【SR使ったら簡単にランク3出るやんこれでダンテ作って幻影騎士団おとしてアドー、まぁランク3作るんやったらガイドちゃんも入るべ、あっ彼岸入れたらベアトも出るし、これで幻影のブレイクソードワンキルできなくてもビートしたり強い盤面構えれるわこれでいこ】
とこんな感じです(苦情は受け付けません)
実際はこんな頭悪そうな感じじゃなくて展開力高いし場、墓地、除外ゾーンを幻影騎士団が飛び交うスタイリッシュなデッキなんです。
以下、僕なりの採用理由をまとめました。
SRを採用するワケ
最初に言っておきますが、SRを採用することによって特別新しい動きが出来るようになるわけではありません。せいぜいトーテムバードが立てれるようになるくらいです。ではなぜ採用するのか。それはこのデッキが何をするにもランク3なしでは成り立たないデッキだからです。メインに入るモンスターはエクシーズしないと戦闘もまともにできないレベル3の小粒ちゃん達なので、先攻での立ち上がりも後攻で相手の盤面を返す時もいつでもエクシーズを目指すことになります。
なので単純に1枚でランク3を作れるベイゴマックスは入れない理由が無いくらい優秀なのです。簡単に言えばガイド6枚体制みたいなものですね。ただ、共存が可能です。
それぞれのメリットデメリットをまとめました。
◎SR
《メリット》召喚権を使わない。手札誘発(増Gヴェーラー)に強い
《デメリット》ギミックに枠を取り、ベイゴマのサーチ先であるタケトンボがデッキに無いと強さが半減する。
構築によってはベイゴマ3:タケトンボ1にしているようです。確かにベイゴマックスは1度使えれば十分である場合が多いですしタケトンボの素引きリスクも加味すると1枚でもいいのですが、このデッキは初動でダンテのランダム墓地肥やしを多用するので、そこで唯一のタケトンボが落ちて1ギミックが死ぬのを懸念して3:2の比率にしています。
◎ガイド彼岸セット
《メリット》特殊先の彼岸を使い分けることが可能であるため、柔軟に対応が可能。彼岸は素引きしてもダンテ⇒ベアトリーチェという用途があるから多数積みやすい。
《デメリット》手札誘発に弱く、ヴェーラーで止まる。
12月に紹介した構築ではガイドの相方はスカラマリオン1ファーファレル1エッジインプシザー1のみでした。これはEMEmに対して後攻選択からの短期決着を意識した構築だったからです。今回はスカラマリオン2ガトルホック1ファーファレル1と若干彼岸の枚数が増えました。
彼岸カードの選定理由
ガイド⇒スカラは後続確保、ガイド⇒ガトル⇒ダンテでダンテが破壊された時にガトルでダンテ蘇生、ダンテでガトル回収することでベアトリーチェに繋げることが可能になります。ファーファレルは相手ターンにベアトリーチェで落として妨害したり、自分のターンに相手の前をどかしてライフを取りに行ったり、対帝で見えてるアイテールを撃たせたりする役割を持っています。
また、今回の構築では先攻を選択するのですが、このデッキは先攻ダンテ+バック(霧剣)は容易にできますがそれだけでは頼りないです。ただしこのダンテがベアトリーチェに変わるだけで一気に盤面の強さが上がります。(先攻を取る理由その①)霧剣によるモンスター効果無効とベアトからファーファを落としての妨害はなかなか越えられにくく、越えられなければ自分のターンにラギットなどの幻影を落としてガイドリヴァイエールを用いてライフを削りに行くことが出来ます。
ベアトの確率を上げるには彼岸の投入数を増やすしかないので今回は4枚で試してみました。ちなみにデッキ42枚で彼岸4枚だと初手彼岸の確率は40.99%です。
びみょう(・∇・)
40%だとちょっと頼りないのでもうちょっと上げたいと思ってます。5枚に増やすと初手率が48.7%まで上がるんですがバランスが崩れてもアレなので要調整です。増やすとしたらグラバースニッチかな、と思っています。
魔封じの芳香を採用しました
ラギー「『悪魔』というのを本で 調べたが・・・一番それに近い生物は、やはりEMだと思うぞ。」
( 先攻を取る理由その②)EMEmはジゴバイトなどの使い魔が入っており、ペンデュラム召喚に頼らずともエクシーズできるギミックを持っていたため魔封じを過信出来ませんでした。最近のEM竜剣士も魔封じチェーン竜呼⇒イグニスターなどでの突破は可能ですが、このデッキは魔封じの横に霧剣を構えることが出来るためお願いイグニスターを防ぎそのターンの動きを止める事が可能になります。ツインツイスターを撃たれると苦しいのですが、EMのメインではツイツイよりもサイクロンやエキセン優先している傾向があるので追い風だと思っています。
ライフを削りきれなくてもマスキー魔封じに持っていければ勝ち確の盤面にできるのも強みです(2回目のマスキー効果に通告を食らうとかなり寒いので注意)
マスクチェンジセカンドを採用しました
(これがチカラか)
マスクチェンジセカンドは手札で浮いた幻影を切ったり、Gを撃たれた場合にとりあえずダークロウで展開ストップできる点が強いです。個人的な感想なのですがマスクチェンジセカンドは強いんですが、ダークロウを出すアクション自体は強いと思ってません。セカンドの強い撃ち方は「相手ターンに相手の墓地肥やしやサーチ効果にチェーンしてダークロウを出す」という方法なのですが、このデッキは幻影単体だと全く戦力にならず、墓地に送るのならばサイレントブーツなど使える効果は全部使ってなんぼなのでセカンドは自分のターンに撃つことになります。そんなこんなで弱みもありますが、幻影が苦手にしている帝、インフェルノイドに対してキーとなるので採用しました。
その他採用カードについて
◎緊テレうさぎ
以前は影無茶ナイトを採用していましたが、うさぎがEMに対して有効である点と影無茶と違って自由なタイミングでレベル3を追加できる点から使い勝手が良く、緊テレを採用しました。
今回は採用してませんが、緊テレの効果対象としてブルーレイヤーを入れるとデッキの緊テレ要因が尽きることが無く、さらにレッドレイヤーをサーチすることで場にレベル3を供給できる手札コストを確保できます。しかしうさぎと違って素引きブルーが絶望的に弱く、手札コストに関しても幻影を優先的に捨てたいため採用見送りになりました。
↓超うまぶりムーブ ※この構築ではできません
★緊テレ+チェンジセカンド
ブルーssレッドサーチ⇒レッド切ってセカンド発動アシッド⇒バック破壊チェーンレッド効果対象ブルー(地味に通告ケア)⇒召喚権を使わず場:アシッド+ブルー
◎幻影の枚数の理由(ダスティ2、幻影翼1)
ダスティローブは墓地効果でサイレントブーツをサーチしリヴァイエール+幻影+ブーツの展開に必要なので墓地に落ちてほしいカードです。しかし手札に来た場合、ツイツイやマスクチェンジ、ブーツを合わせ持たないと墓地に送ることが困難で、手札で腐ってしまいます。ラギットグローブの墓地効果は状況に応じてダスティにもなれるため手札で役割を持ちづらいダスティは2枚に減らしています。1枚引いてしまっても1枚落せればリヴァイエールを絡めてサイクルを作れるので足りなくなる心配もありません。
幻影翼は環境的に破壊耐性にうま味が出る場面が少なく、素引きもそんなに強くないので1枚にしています。墓地の幻影のバリエーションに応じてラギットで落とします。
構築については以上です。
次に、既に幻影を使っている人なら知ってて当然かもしれませんが、これから幻影始めるぞって人のためにちょっとしたマメ知識を書いておきます。
「群雄割拠」と「御前試合」
このデッキは混ぜこぜデッキであり、メインにSR(風、機械)、彼岸(闇、悪魔)、幻影騎士団(闇、戦士)等様々な属性、種族がいるため一見、群雄割拠と御前試合に弱そうですが、案外そうでもありません。
ベイゴマ⇒ボーグの動きに群雄割拠を当てられた場合、同じ機械族のグランパルスで割拠を処理できます。御前試合の場合は少し苦しいですが2体でリヴァイエールを作り自爆特攻した後、ガイドや幻影で動きましょう。
また、ブレイクソードになれば基本永続は突破できるので御前、割拠の発動にチェーンして墓地の幻影罠の蘇生効果を発動し幻影モンスターを滑り込みさせることで「戦士族」「闇属性」宣言をすればブレイクソードに向かい突破することが出来ます。
おまけ
最後に以前Twitterで行った幻影騎士団に関するアンケート結果を置いておきますので参考にしてください。
これに関しては本記事では特に触れません。
今回はこの辺で。おかげさまでこのデッキで店舗代表になることができました。
ブロック戦の時は環境がどうなっているかわかりませんがしばらくはこのSR幻影彼岸で頑張ろうと思います。
本記事で少しでもSR幻影彼岸ユーザーのお役にたてれば光栄です。それでは
ええこというやろ
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