『なんなんだDD』
今日は最近僕が使ってるデッキ【DD】について紹介します。
最近何かと注目されてる【DD】デッキ。
CSでもチラホラ成績残してきて気になってる人も多いんじゃないでしょうか?
ただし、触ってみて思ったんですが・・
「このデッキは難しい!!」
駆け出しDDプレイヤーの僕が紹介できることにも限りがあるんで
奥深い所は熟練のDDプレイヤーの方にお任せして、
今回は非DDプレイヤーの「なんなんだDD・・・」を解消することを目標に書いていきます。
なにが難しいんだDD
まずこのデッキ、初めにも言いましたが「難しい」んです。「大型モンスターでドカドカやるゴリラデッキ」って言う印象を持っている人が多いかもしれませんが、中身はとても繊細、そして器用なデッキです。
ただしその器用さ故に展開パターンを覚えるのが難しく、手札を見た段階で着地点を判断できるレベルになるのはなかなか苦労しそうな印象です・・・
突然ですが皆さん、このお菓子を食べたことがありますか?
このお菓子、一見レモンやピーチ等のポピュラーな味のただのガムなんですが
ガムの食べ合わせ次第で多くの種類の味に化けるという、ワクワクなお菓子なんですね。
まるでDDみたい。
DDデッキはこのお菓子に似ています。
青りんご味のスワラルスライムはこのカードを含むDDを手札から捨てることで融合召喚を可能にし、墓地にいる時に手札のDDの展開補助ができます。
いちご味のラミアは自己特殊能力を持ったレベル1チューナーです。【DD】デッキではこのモンスターを1ターンに多用することで強力な盤面形成を行います。
コーラ味のネクロスライムは墓地融合を可能にします。スワラルの手札融合の素材に使ったりして展開の過程で墓地に落とし、多段攻撃を仕掛けるのに役立ちます。
オレンジ味のコペルニクスは召喚特殊召喚時にデッキからDDモンスターまたは契約書を墓地に送れます。基本的には契約書を墓地に送ることはなく、墓地効果の強いネクロやラミアを送ることになります。
ソーダ味のケプラーは召喚、特殊召喚時にデッキから契約書をサーチできます。基本的にはDDモンスターの万能サーチカードである《地獄門の契約書》をサーチし、足りないDDパーツの回収を行います。
既に地獄門を持っている場合や手札のDDモンスターが少なく、戦闘が困難な場合は場や墓地のDDを素材にできる《魔神王の契約書》をサーチしたり、
相手のメタカードの処理が必要な場合や、展開にGを受けた場合に相手ターンで強く構えられる《戦乙女の契約書》をサーチして手札のDD、契約書を除去に変えたりもできます。
と、こんな感じでステータスが貧弱なチビ達ですが、組み合わせることで強力な盤面形成を行えます。
がどれとどれを組み合わせれば何ができるか、ぱっと見じゃ分かりませんよね。対戦中は ↓みたいな配合リストを見ながら展開なんてできないですから
なにが出来るんだDD ~基本展開~
今回はDDの基本的な先攻展開である2つの展開を紹介したいと思います。
と、その前にDDの展開をする上で語らずして通れないコイツらに触れておきます。
DD×2体の融合モンスター、DDの融合体ではダルクと並んで緩い条件のモンスター。
自分の場にDDが特殊召喚された場合にさらに墓地にいるDDを蘇生する効果を持っています。DDデッキでは基本的に展開時にはコイツからスタートし場にDDを並べた後連続シンクロを行います。
レベル7のシンクロモンスター。レベル1のラミアとテムジンでシンクロして出します。
テムジン同様にDD展開時に墓地のDDを釣り上げる効果を持ちます。テムジンと異なりDDの通常召喚時にも対応していますが釣り上げれるのがレベル4以下と制限があります。シンクロモンスターを素材として出すクリスタルウィングを目指す場合はコイツを経由することになります。
レベル8シンクロ。DD展開の着地点のうちの一つ。フィールドの表の魔法罠の効果を無効にするので六武衆のシエンのような役割はもちろん既に場にある相手の永続に触ったり、自分のターンに自分の虚無空間を無効にして自分だけ展開、なんてせこいテクも使えます。相手ターン中に相手に無効効果を使わなくていい場合、自分の契約書を無効にすることで次のターンのスタンバイに受けるダメージをなくすこともでき、かなり器用なヤツです。
それでは本題のDDの展開パターンに入ります。
【展開①】スワラミケプラー ~ライブラを添えて~
1つ目はスワラルスライム、ケプラー、ラミアを使った展開です。
展開の過程でレベル4のコペルニクスとラミアでライブラリアンを作り、シンクロ展開で盤面を作りつつライブラリアンのドローで手札補強が可能です。
それでは行きます。
はい、勝てそうですね。
この展開の強みは展開中に複数ドローを行うためサイフリートで守るバック(虚無空間や通告など相手に致命傷を与える罠)を引き込める点と、ドローで更なる展開札(死者蘇生、アビスラグナロク、ワンフォーワンetc)を引くことで更に強固な盤面にできる点です。
ちなみに今回「スワラル+ラミア+ケプラー」として紹介しましたが、地獄門で不足しているパーツを補えるので「ケプラー+ラミア+コペルニクス」でもいいですし、「地獄門+スワラル+ラミア+ネクロ」でも大丈夫です。
要はテムジンやスワラルの効果を使って場にテムジン+レベル1+ラミア+コペルの状況を作り、ラミアを用いた一度目のシンクロでライブラ、2度目のシンクロでフォーミュラを作ればこの展開は可能なんですね。
ちなみに墓地にネクロスライムが残っているので追加でDDD融合モンスターも1体追加できます。手札に要らないDDまたは契約書がある場合は場の地獄門を温存しつつラミアを展開できますね。臨機応変に。
【展開②】スワネクラミア ~テムジン過労死~
2つ目はアレクサンダーとテムジン2枚を使った展開です。個人的にこの展開を初めにやった人すげーと思いました。こねくり回してますがスタイリッシュです。
はい、勝てそうですね。
1の展開と違って手札は増えませんが、後ろに頼らずともモンスター効果と魔法を1回ずつ無効という嫌らしい盤面が出来ました。スワラルスライムを残しているので手札のDD次第では更なる展開が見込めます。
また、この展開も1と同様に「スワラル+ネクロ+ラミア」だけでなく、どれか一枚が地獄門やケプラーでも可能です。地獄門ならば墓地リソースとしてスワラル、場のリソースとして地獄門またはテムジンが残ります。ケプラーならば墓地リソースのスワラルは無くなりますが地獄門またはテムジンが残ります。
結局なにが強いんだDD
DDの強みは先攻展開からの制圧・・はもちろんですが、
それだけでなく
・基礎打点の高さ(2800、3000ラインがポンポンでる。メインギミックのモンスターは1枚を除いてめちゃくちゃ打点低いよ)
パワーが高いのでユニコーンにも押せ押せできます。
・先攻だけでなく、後攻での捲り性能の高さ(手数多いよ)
・エクストリオにも一応回答がある(スワラルないと無理だよ。ダルク出せば相撃ち取れるよ)
・あとほんと強いのがコイツ
先攻だと死者蘇生、後攻だと星一徹ばりのちゃぶ台返し性能を誇ります。
この除外が現環境で強く、ベアトだろうが福音だろうが無視して除去
また、最近登場したトーマスと組み合わせて簡単にランク8が作れるようになっており、メタルフォーゼ含むペンデュラムが流行ってきた現在、
ペンデュラムデッキ相手に強気に出していけるカリユガの存在がこのデッキの相対的な強さを高めているのだと思われます。
とまぁ、ザックリとですがDDの紹介でした。本当にできる事が多くて難しいデッキですが使いこなせればかなりのパワーデッキです。
何より回してて(すごく)楽しいので、これで興味もってくれたら樋口握りしめてカードショップに行きましょう。
この先攻制圧は愛なんすわ。こっちの手も痛いのよ。。。
↓ブログランキング参加してます。投票してくれたらサイフリ虚無してあげる。