3行で「わかる。」魔界劇団
今回は8月6日発売のブースターSP「デステニー・ソルジャーズ」で登場する新テーマ【魔界劇団】の紹介です。
インターンシップかな?
突然ですが、
僕はペンデュラムカードが苦手です。
何故ならペンデュラムモンスターにはモンスター効果とペンデュラム効果の2つのテキスト欄があり、単純に書かれている文字が2倍、その情報量の多さに気が狂いそうになるのは僕だけでしょうか?
何書いてんのかわかんねぇよ!
とはいえ、
情報量が多いという事は出来ることが多いという訳で「強いカード」と言い換えることも出来ますね。
モンスターにとってテキスト欄は履歴書のPR項目と同じですから、
たくさん書ける方が有利ですよね。
中には空欄で出しても採用されちゃうような高学歴野郎もいます。
話が脱線しましたがペンデュラムはモンスターを魔法としても扱えるだけでなく、P召喚で毎ターン疑似ソウルチャージが出来る不死のギミック。
効果を覚えるのは大変ですが、今の遊戯王において避けて通れないのがペンデュラム・・・
今回登場する魔界劇団も全てペンデュラムモンスターで構成されており、ペンデュラム効果も昔ながらの「同じカテゴリしかペンデュラムできない」とか「もう一方のスケールが同カテゴリじゃないと弱体化する」なんて甘くありません。P効果もモンスター効果もメリットびっしりのハイテクペンデュラムテーマ。新しいは強いやねん、アナログペンデュラムの皆、すまんな。来世に期待。
というわけで
くそ効果が長くてくそ覚えにくい魔界劇団をマスターしましょう!
(炎星のイラストと効果ややこしい、覚えれないって言ってたあのころ)
魔界劇団を3行で教えてくれ
タイトル「適当にGoogleで拾ってきた画像」
まず初めに魔界劇団をざっくりと紹介します。
魔界劇団は
闇属性の悪魔族ペンデュラムテーマで
「魔界台本」という補助魔法をサーチ、回収して戦います。
現状シンクロやエクシーズ等のエクストラモンスターは存在しません。
以上です。ざっくり
それではさっそく一枚ずつ紹介したいところですが効果長くて読むのクソだるいと思うので要点は3行でまとめています。
《魔界劇団ービッグ・スター》
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守1800
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、自分の墓地の「魔界台本」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードの召喚・特殊召喚成功時には、相手は魔法・罠カードの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「魔界台本」魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはエンドフェイズに墓地へ送られる。
- こいつと一緒に出たら召喚反応受けない。
- ターン1で魔界台本をサーチ
- (P効果)魔界劇団リリースして墓地の台本回収
「THE・主役」
このデッキのメインアタッカー且つ場に出れば毎ターン好きな魔界台本をサーチできる万能キャラ
《魔界劇団ープリティ・ヒロイン》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1000
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃で
自分が戦闘ダメージを受けた時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●その相手モンスターの攻撃力は、受けたダメージの数値分ダウンする。
●自分のエクストラデッキから、受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つ
表側表示の「魔界劇団」Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分または相手が戦闘ダメージを受けた時、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、その戦闘ダメージの数値分ダウンする。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された時に発動できる。
デッキから「魔界台本」魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
- (P効果、モンス効果)戦闘ダメージ受けたらその分相手を弱体化
- (P効果)もしくはダメージ以下の攻撃力の魔界劇団をEXから回収
- モンスゾーンで破壊されたらデッキから魔界台本セット
「観客を魅了するヒロイン」
P効果、モンスター効果共に相手を弱体化させることができ、主役の活躍をサポートします。P効果は2つの内から選べたり、自爆特攻から台本をサーチしたり器用なキャラです。
《魔界劇団ーエキストラ》
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守 100
【Pスケール:青3/赤3】
「魔界劇団-エキストラ」のP効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在する場合に発動できる。Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
「魔界劇団-エキストラ」のモンスター効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。デッキから「魔界劇団」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「魔界劇団」モンスターしか特殊召喚できず、「魔界劇団-エキストラ」のP効果を発動できない。
- (P効果)相手の場にモンスターいたらPゾーンからSS
- リリースして他の魔界劇団をスケールにセッティング
- 魔界劇団しかSSできない制約アリ
「こいつがいるから主役が映える」
魔界劇団の全てのスケール(1,2,3,8,9)になれる魔界劇団の強みを担う1枚。★1なのでP召喚は出来ないがエキストラ(3)⇒ダンディ(8)と貼りかえればダンディの効果でエキストらを回収して毎ターン万能スケールを維持できます。張替え効果を使うと発動後は魔界劇団しか特殊召喚できなくなるので注意。
《魔界劇団ーワイルド・ホープ》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンの「魔界劇団」カード1枚を対象として発動できる。そのカードのPスケールはターン終了時まで9になる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「魔界劇団」モンスターしか特殊召喚できない。
【モンスター効果】
「魔界劇団-ワイルドホープ」の(2)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの数×100アップする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「魔界劇団-ワイルドホープ」以外の「魔界劇団」カード1枚を手札に加える。
- (P効果)もう一方の魔界劇団スケールを9にする
- 攻撃力が魔界劇団モンスターの数×100アップ
- 破壊されたら魔界劇団カードサーチ
「見せ場づくりのプロフェッショナル」
このテーマの強みその②。ターン1縛りはあるものの破壊すると魔界劇団カードをなんでも持ってこれます。ヒグルミと同じくPゾーンモンスターゾーンどちらで破壊されてもいい優遇っぷり。しかしながら現状テーマ内で能動的にこのカードを破壊できるのは魔界台本-魔王の降臨のみです。スケール効果で「2~9」を簡単に準備できます。スケールという観点で見ればエキストラの存在から実質6枚体制なのでアクセスしやすくなっています。単独での攻撃力の最大値は2100です。
《魔界劇団ーサッシー・ルーキー》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守1000
【Pスケール:青2/赤2】
(1):自分フィールドの「魔界劇団」モンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、かわりにこのカードを破壊できる。
【モンスター効果】
(1):このカードは1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「魔界劇団-サッシー・ルーキー」以外のレベル4以下の「魔界劇団」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードがPゾーンで破壊された場合、相手フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
- ターン1で破壊されずモンス状態で破壊されると★4以下の魔界劇団をリクルート
- (P効果)自分の魔界劇団が破壊されるとき、代わりに破壊できる
- Pゾーンで破壊されたら相手の★4以下を破壊
「汚れ役がいないと物語は面白くない(中途採用)」
驚きの固さを持つリクルーター。破壊耐性があるので自爆特攻でリクルートできません()。P効果はおそらく復活の福音と同様にブラックホールなどの複数破壊からまとめて守ることが出来るハズです。汚れ役だけど隠れた強キャラ。
《魔界劇団ーファンキーコメディアン》
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200
【Pスケール:青8/赤8】
1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分アップする。
【モンスター効果】
「魔界劇団-ファンキー・コメディアン」の(2)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの数×300アップする。
(2):このカード以外の自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、このカードの攻撃力分アップする。
- (P効果)魔界劇団をリリースしその攻撃力分他の1体の攻撃力UP
- 場に出た時、攻撃力が魔界劇団モンスター数×300UP
- 攻撃力分だけ他の魔界劇団を強化(自身は殴れず)
「縁の下の力持ちタイプ」
見方を強化することに特化したサブキャラ。単独でのパンプアップ最大値は1800となかなか馬鹿に出来ない数値。最近やたら効果破壊耐性を持ったカードがワンサカ出てきているのでコイツの活躍の機会は少なくないと思われます。
《魔界劇団ーデビルヒール》
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの数×1000ダウンする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、自分の墓地の「魔界台本」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。
- (P効果)魔界劇団リリースして相手モンスターを弱体化
- 場に出た時相手モンスターの攻撃力を魔界劇団モンスター×1000下げる
- 戦闘破壊時墓地の魔界台本をセット
「脳筋だけど、いいやつ」
ペンデュラムで出てくるATK3000のバケモノ。でも魔界劇団単独ではワイルドホープをスケールに貼った場合しかP召喚できません。あと、こいつで戦闘破壊してみてください。デカイ図体で「んしょ。」って台本拾ってくれますよ。
ペンデュラム・効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 700/守 700
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分がP召喚に成功した時に発動できる。自分のエクストラデッキから表側表示のレベル1またはレベル8の「魔界劇団」Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
「魔界劇団-ダンディ・バイプレイヤー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンに「魔界劇団」カードが2枚存在する場合、このカードをリリースして発動できる。手札及び自分のエクストラデッキの表側表示のモンスターの中から、レベル1またはレベル8の「魔界劇団」Pモンスター1体を特殊召喚する。
- (P効果)P召喚時EXから★1or★8の魔界劇団を回収
- Pゾーンに魔界劇団が2枚ある時にリリースすると
- 手札またはEXから★1or★8の魔界劇団をss
「byplayer=脇役」
P召喚したらエキストラやファンコメを回収。リリースしたらP召喚しにくいデビルヒール君やファンコメを場に送り出すことが出来ます。見せ場には大体こいつが絡んでいたり・・
「わかる。」魔界劇団のやつら
この図は現在存在する魔界劇団モンスター8種類を効果で分類したものです。
大きく、自分や相手の攻撃力を変動させる「戦闘補助効果」、魔界台本をサーチしたり回収する「魔界台本効果」、戦闘や効果で破壊された際にメリット効果を発揮する「破壊トリガー効果」、ペンデュラムスケールを揃えたりペンデュラムした時にメリット効果を発揮する「P召喚関連効果」の4つに分類しました。
とはいえ、過去テーマの炎星のみたいに「こいつはモンスターを破壊する」「こいつはバックを破壊する」のように役割が決まっている訳ではありません。
流石劇団員、自分の役割をこなしつつ仲間のフォローもしっかりしてくれます。チームプレーがすばらしい、Xセイバーにも見習ってほしい。
上の各カード解説にも載っていましたが、エキストラとワイルドホープの強力な効果を使うと「この効果の発動後、このターン自分は魔界劇団しか特殊召喚できない」という制約が発生してしまいます。そのため、他のテーマギミックを混ぜにくい欠点となっています。
その代わり、攻撃力増減系や破壊をトリガーとした効果を持ったモンスターが多く、魔界劇団のみでも戦闘ができるように作られています。
魔界劇団のレベルは「★1、2、4、7、8」
★1は当然ペンデュラム召喚できませんがダンディバイプレイヤーのP効果でP召喚成功時にエクストラデッキから回収ができたり、バイプレイヤーのモンスター効果でEXからSSできます。
気になるペンデュラムスケール。自テーマのモンスターをどこまでP召喚できるのか・・マジェスペクターみたいにマジェだけじゃユニコーンP召喚できない!なんてこともありえますからね。
見てのとおり下は1、2、3、上は8、9と幅広く対応しています。
上スケールの数に比べ下スケール担当が圧倒的に多いように見えますが、下スケール担当のワイルドホープは相方の魔界劇団スケールを9に変更する効果を持っており、エキストラは全ての魔界劇団と張り替えることができるオールマイテスケールであるため不便することも無さそうです。
「わかる。」魔界台本
現状魔界台本カードは4種類、全て通常魔法となっています。
魔界台本は効果を2つ所有しており
①つ目の効果は自分のターンならタイミングを選ばず発動できます。
特徴的なのが②の効果、「セット状態で相手によって破壊された時に発動する効果」です。相手限定なので能動的に発動することができないのが残念ですが、その分強力な効果となっています。アーティファクトに近いものを感じます。
これらの魔界台本は、ビッグスターとプリティヒロインでサーチ、ビッグスターとデビルヒールで墓地から回収が可能です。
個人的に①の効果の強さとしては
魔王の降臨>>>>オープニングセレモニー>ファンタジーマジック=火竜の住処
で②の効果は
オープニングセレモニー=魔王の降臨>火竜の住処>>>>ファンタジーマジック
と言った印象。
①の効果は魔王の降臨が圧倒的に強く、ビッグスターからサーチして使いやすいカードです。魔王の降臨が盤面解決において万能な分、戦闘を介さないといけない上リターンも小さい火竜とファンタジーマジックは評価低めです。
魔王の降臨の存在から後手での捲り性能が高いデッキになっています。一方で先行でビッグスターを出した場合にサーチして美味しい台本が現状オープニングセレモニーしかない(サーチしたカードはエンドフェイズに墓地に送られるため)のでオープニングセレモニーの評価は性能+αとなっています。
②の効果はどれも強いですね。発動できれば
発動するとなると相手の羽根箒やツイツイになるんですが食らった時のアドバンテージ獲得能力はアーティファクトの比にならないくらい強いです。発動できれば
伏せ除去を発動するタイミング的に考えるとファンタジーマジックの②の効果はちょっと微妙かもしれません。
「わからない。」魔界劇団デッキ
この魔界劇団というテーマ、ペンデュラムテーマの中でもかなり完成度が高いテーマだと思います。しかし環境入りするにはおしい。
と言うのも、前述しましたが魔界劇団縛りがあるので展開に制限が出来てしまいます。先攻で出して強い魔界劇団の置物モンスターや専用エクシーズの1体でもくれば覚醒しそうな雰囲気はあります。新たな魔界台本も来るでしょうから組んでて損はないテーマだと思います。
そういえばVジャンプにサンプルレシピがあったような・・・
それで、いいんか?
魔界劇団、完全にゲストに飲まれています。
ビッグスター「今日のゲストはタモリさんとさんまさんで~す。」
魔界劇団は今プロキシで考えてるので今後構築など記事にしていく予定ですφ(・ω・)
↓人気ブログランキング参加してます。投票してもらえたら嬉しいです!