【電磁石の戦士】Mother「M」を取ったら他人です。【考察その①】

f:id:peroshirako:20160522214925j:plain

今回は6月18日発売のストラクチャーデッキ武藤遊戯-に収録される「電磁石の戦士」についてです。

まさかあの磁石の戦士が強化されるなんてびっくりです。磁石の戦士と言えば、合体と分解を繰り返すテーマ。ロマン・・・・」って感じです。

 

それではさっそく見てみましょう。

 

これが磁石の戦士だ!!

 

f:id:peroshirako:20160523032233j:plain

 えーと、どちらさまですか?

 

 磁石の戦士強化と聞いてるんですが・・

 

 

「いいえ、他人です。」

 

 

なんかすっごい変わってた磁石の戦士。そりゃ今は2016年・・磁石の戦士が初登場してから16年経ってるわけですよ・・

 

磁石の戦士が初めてOCG化されたのが2000年7月発売のゲーム、遊戯王デュエルモンスターズⅢ三聖戦神降(トライホーリーゴッドアドバント 

n)の付属なんだってさ。(α、βのみ。付属カードは全8種類で1ソフトに3枚封入、鬼畜・・・・)

ちなみにγは同じく2000年12月発売の遊戯王デュエルモンスターズ4最強決闘者戦記(バトル オブ グレイト デュエリスト)

 の付属カード。このソフトは3バージョンあって「遊戯バージョン」「海馬バージョン」「城之内バージョン」でゲーム内で入手できるカードの種類が違うよ。このゲームのルールでは生贄無しで召喚できるモンスターの最高攻撃力が1350で

ディスクマジシャンとか

f:id:peroshirako:20160523034243j:plain

舌魚がめっちゃ強いよ。

f:id:peroshirako:20160523034437j:plain

ちなみにγは遊戯バージョンの特典でしか手に入らなくて封入率は3枚/5種類らしいよ。あ、マグネットバルキリオンは海馬バージョンだってさ!やっぱり鬼畜!

 

 

話が脱線しましたが・・覚えよう「磁石の戦士」

 

なんだか別人になった電磁石の戦士・・

 

どうも磁石の戦士が持っていた合体の特性以外に、電磁石と磁力がパワーアップしたことで下級のマグネットウォリアー同士も連携が取れるようになったようだ。

 

いきなり各電磁石の戦士の効果を見ていってもいいのだけど、より覚えやすいように過去のテーマをモデルにして紹介したいと思います。

 

この電磁石の戦士は・・

 

テラナイトの

f:id:peroshirako:20160522224209j:plain

アルタイルがいなくなって

f:id:peroshirako:20160522224228j:plain

デネブが増えたかんじです。

f:id:peroshirako:20160522224314j:plain

 で、こうです。

f:id:peroshirako:20160522224557j:plain

ちなみに、デルタテロスが効果モンスターになってデネブ2号でサーチできます。

f:id:peroshirako:20160522225428j:plain

最後に、今流行りのランク3です。

f:id:peroshirako:20160522225204j:plain

 

それでは1枚ずつ見ていこう

まず初めにこの磁石の戦士ですが、

ややこしいことに磁石の戦士と書いて「マグネット・ウォリアー」と読むものと「じしゃくのせんし」と読むものがいます・・

「じしゃくのせんし」とはレベル8の合体先モンスターの事を指し、

「マグネット・ウォリアー」はレベル4もしくはレベル3の合体前モンスターの事を指します。

テキストでサーチ等の指定がある場合はきちんとルビの方で書いている上「レベル○の」という補足もついているのですが、混乱しないように注意しましょう。

 

 

電磁石の戦士レベル3地属性岩石族で皆②つの効果を持っています。

①は召喚、特殊召喚時に発動する効果。テラナイトですね。

②は相手ターン限定で自身をリリースすることでデッキからレベル4のマグネットウォリアーを特殊召喚する効果です。

 

②の効果ですが、

現状特殊召喚できるレベル4マグネットウォリアーはこいつらしかいません。

f:id:peroshirako:20160522230733j:plain

 

気を取り直して、各磁石の戦士の効果です。

f:id:peroshirako:20160522215110j:plain

《電磁石の戦士β

星3/地属性/岩石族/攻1500/守1500
「電磁石の戦士β」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「電磁石の戦士β」以外のレベル4以下の
「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を手札に加える。
(2):相手ターンにこのカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル4の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を特殊召喚する。

f:id:peroshirako:20160522215122j:plain

《電磁石の戦士α

星3/地属性/岩石族/攻1700/守1100
「電磁石の戦士α」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル8の「磁石の戦士」モンスター1体を手札に加える。
(2):相手ターンにこのカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル4の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を特殊召喚する。

f:id:peroshirako:20160522215051j:plain

《電磁石の戦士γ

星3/地属性/岩石族/攻 800/守2000
「電磁石の戦士γ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「電磁石の戦士γ」以外のレベル4以下の
「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):相手ターンにこのカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル4の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を特殊召喚する。

 基本はこいつらでテラナイトのように展開→アドバンテージ獲得を行います。

しかし、前述したようにアルタイルに当たるモンスターがいないため

確保できる後続がベガに当たるガンマと、レベル8をサーチするアルファになります。

 

また、電磁石の戦士は皆レベル3モンスターなのでダンテや、ブレイクソード等の今熱いランク3になれますね。

それだけじゃなく、電磁石の戦士は地属性、岩石族テーマなので最近のランク3テーマである幻影騎士団や彼岸では使用できなかったエクシーズを使える強みがあります。

f:id:peroshirako:20160522235441j:plain

岩石族縛りのゴルゴニックガーディアンは先史遺産時代を生きたYPならご存知かと思いますが、突破力、防御力を兼ね備えたパワーカード。攻撃力を0にして効果無効にする効果はスペルスピード2でダメステでも使用可能。なぜかノーマルです。

f:id:peroshirako:20160522235650j:plain

地属性縛りの銀嶺の巨神炎舞玉衡効果+墓地の地属性蘇生効果。ランク3はランパルアルカード等バックに触るライバルが多いですが、それ+戦闘破壊(PモンスターでもOK)で蘇生効果をつかえて上記2枚よりもお得感がありますね。電磁石の戦士の特殊召喚時効果との相性もよくて蘇生モンスターにレベルの制限が無いので後述するレベル8磁石の戦士も蘇生可能です。今まで環境で全く見たことなかったですがスーパーレアみたいです。

 

 ランク3を立てよう

展開補助モンスターがガンマだけなので、ランク3を立てるにはテーマ外モンスターに頼ることになります。

f:id:peroshirako:20160523001038j:plain

またまたマイナーカードですがゴルゴニックガーゴイルは岩石族専用の影無茶ナイト。岩石族なのでゴルゴニックガーディアンになれます。

f:id:peroshirako:20160523001452j:plain

トラミッドハンターはフィールド魔法が場にある時限定の海皇の重装兵。今回は触れませんが、電磁石の戦士にもフィールド魔法があるのでそれを軸にするのならアリ。ただしゴルゴニックの方が条件が緩いので実際採用されるかは微妙。

f:id:peroshirako:20160523001837j:plain

ムービーパックで登場したばかりの岩石の番兵は場が岩石のみなら毎ターン墓地から沸いてくる凄い奴。しかも今時珍しく場を離れても除外されない。ただし上記2枚と違って墓地に落としてやらないと機能せず、手札からだとツイツイのコスト等で切らないと展開に絡められないので準備が大変です。

 

そこで、便利なのがこのカード

f:id:peroshirako:20160523002205j:plain

同胞の絆を使えば、岩石の番兵や電磁石の戦士を一気に場に並べることができますね。

例えば、ベータ+同胞の絆の場合

ベータ召喚→アルファor ガンマサーチ。同胞発動、アルファ番兵特殊でアルファ効果レベル8サーチで結果として手札+2枚、場+2で番兵を供給、

ベータでガンマをサーチしていれば番兵を容易しつつ、α、β、γの3種類が揃いますね(同胞の相方がガンマ以外ならこれが成立します)

 

α、β、γの3種類の3種類が揃うと、

アルファでサーチ出来るレベル8のコイツが出せます。

f:id:peroshirako:20160522233835j:plain

《電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン》

星8/地属性/岩石族/攻3000/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド・墓地から「電磁石の戦士α」「電磁石の戦士β」「電磁石の戦士γ」を1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
(1):自分の墓地からレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、除外されている自分の「電磁石の戦士α」「電磁石の戦士β」「電磁石の戦士γ」を1体ずつ対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 前述でデルタテロスと言いましたが、破壊効果にターン1制限が無いので実際はダムドです。

電磁石の戦士はガンマやゴルゴニック、番兵でランク3を組みつつα、β、γを揃え、展開過程でサーチしたベルセリオンでライフを削りに行くデッキになりそうです。

 

ここで一つの問題があります。ベルセリオンを特殊召喚するということは、コストで電磁石の戦士3種が消えてしまうのでα、β、γ以外にベルセリオンの破壊効果の為のコストを容易する必要があります。なので最小限の枚数でベルセリオンを出すと効果を使うことができません・・・

 

と、ここで活躍するのがレベル4の磁石の戦士たちです。展開した電磁石の戦士を相手ターンにリリース⇒磁石の戦士を特殊召喚すれば、電磁石の戦士各種1体ずつからベルセリオンのコストを確保することが出来ます。

 

が、

 

デッキからしか特殊召喚できないので素引きしたらゴミ同然なんですよね・・・

 

 

f:id:peroshirako:20160522232726p:plain

 つづきます。

 

 ↓人気ブログランキング参加してます。