全遊戯王プレイヤー驚愕の新召喚【リンク召喚】と大幅ルール変更の解説
2017年2月17日
遊戯王界に激震が走った・・
3月25日発売のスターターデッキから始動する新召喚方法
「リンク召喚」
それと同時に行われる
遊戯王新ルールである。
Vジャンプフラゲにより発覚し一日遊戯王プレイヤーを騒がせたこの新ルールですが、はっきり言って分かりにくい。
今回はそんなみなさんのために「どこよりも分かりやすく」を目指して新ルールを解説していきます。
デュエルフィールドの変更
まず新召喚方法を紹介する前にフィールドについての話をしなければなりません。
フィールドの変更点は大きく2点
①ペンデュラムゾーンが廃止され、魔法罠ゾーンの両端がPゾーンと兼用となる。
ペンデュラムデッキは魔法罠ゾーンが3枚しか使用できなくなるというハンディを背負うことになりました。展開過程で魔法罠ゾーンにカードをセットするメタルフォーゼは盤面圧迫が起こるため現在より不便になるでしょう。また、クリフォートのようなPスケールを貼りつつ永続カードを構えるデッキもスペースが厳しくなるかもしれませんね。
②EXモンスター専用スペースが設置され、最大でモンスターを6体展開できるように
フィールド中央部のEXモンスターゾーンは各プレイヤー1マスずつ使用できます。
モンスターゾーンは増えるのですが、どちらかというとEXモンスターがEXモンスターゾーンに隔離されたことに大きな問題があります。
モンスターゾーンには基本的にEXデッキから正規召喚で場に出すことができないため、これまで出来ていたEXモンスター大量展開が困難になります。
ちなみに、一度正規召喚して墓地から蘇生した場合はモンスターゾーンに出すことになるようです。
場に一体しか出せないとか今はやりの十二獣をはじめEXを使用するデッキ終了じゃん!!と悲観的になってしまいますが、実はEXモンスターを展開する方法が用意されています。
それがリンク召喚です。
新召喚方法「リンク召喚」とは
リンクモンスターはシンクロやエクシーズ同様に「フィールドのモンスターで条件を満たしてEXデッキから特殊召喚するモンスター」です。
①記載された種類のモンスターを必要とし、素材数は右下のLINK(数字)
リンク召喚は効果欄に指定されているモンスターをフィールドから墓地に送ることで行えます。(※Vジャンでは墓地に送るとの記載ですがPモンスターやトークンが使用できるかは現在未確定です。)シンクロのようにチューナーを必要としたり、エクシーズのようにレベルを揃える必要はありません。
必要な素材の数ですが、通常守備力が記されている場所の「LINK(数字)」部分が必要な素材の数になります。
このデコードトーカーの場合は
「効果モンスター2体以上」×LINK3
なので基本的には効果モンスター3体を墓地に送ってEXから出すことになります。
2体以上なのに3体いるの?と疑問だと思いますが、リンク召喚にはもう一種類の召喚方法があります。
リンクモンスター右下のLINK数はそのモンスターのL召喚に必要な素材数を表すとともに、そのモンスター自体がL召喚の素材の代役になる素材数を示しています。
L召喚は非リンクモンスターのみを素材とする場合はLINK(数字)に書かれている最大数の素材が必要となりますが、LINKモンスターを素材として使用する場合はそのLINK数分素材を軽減できるわけです。
デコードトーカーはLINK3なので既に召喚済みのLINK2モンスターを使用すればLINK2モンスター1体と残りはモンスター1体でいいためお得ですね。
②ゲームメイクのキーとなるリンクマーカー
新ルールからの遊戯王は「カードを置く場所」が重要になってきます。
そう、遊戯王の黒歴史こと「ポジションシステム」がここにきてまさかの復活を遂げたのです。
リンクマーカーは上下左右斜めの8方向の内いずれかを指します。
デコード・トーカーは上、左下、右下担当ですね。
リンクモンスターはリンクマーカーの指す場所のカードに影響を及ぼすようです。
このカードの場合
①攻撃力がリンク先のモンスター数×500UPする。
②自分のカードを対象とする魔法罠モンスター効果を相手が発動したときにリンク先のモンスターをリリースすることで無効にして破壊する。
効果を持っています。
そのためデコードトーカーを最大限に活用するためには、デコードトーカーをEXモンスターゾーンにL(リンク)召喚しつつデコードの左下、右下にモンスターを配置する必要があります。
リンクモンスターには守備力が存在せず、守備表示にすることができないのですが、これは表示形式が変更されることによりリンクマーカーの指す方向が変わってしまうことを防ぐための仕様だと思われます。
⓷リンクマーカーのもう一つの役割「EXゾーン拡張」
新フィールドはEXモンスターが一体しか出せないといいましたが、実はリンク召喚を使うことでEXモンスターを展開することが可能になっています。
リンクマーカーはただ指定先に効果を及ぼしたり、効果に使用したりするだけでなく
リンクマーカー方向1マスはEXモンスターゾーンとは別にEXモンスターを展開できるようになります。
↓がデコードの場合のエクストラ召喚可能領域の拡張です。
勘のいい方ならもうお気づきかと思いますが、デコードの場合、矢印が上方向にもあるため相手の場にもエクストラ領域を拡張します。
新ルールにより、唯一のEXモンスターゾーンをシンクロやエクシーズで埋めてしまうとその後のEXモンスターの展開が困難になってしまったため、まず最初にリンクモンスターを出さないといけなくなってしまいました。しかし、展開のためにリンクモンスターを出すと相手のエクストラ展開能力も高めてしまい、盤面を返されやすくなってしまうのが難しいところでしょうか。
こいつは左右と下のリンクマーカー
EXモンスターゾーンにリンクモンスターを出せばモンスターゾーンがエクストラゾーンになりますが、ここにさらにリンクモンスターを出せばどんどんEX領域を広げて有利になりそうですね。
リンク召喚の魅力を伝えて、リンクモンスターの仲間をいっぱい作りみんなでアドを稼ぎましょう。
以上がネズミ講召喚の解説になります。魅力、伝わったかなぁ?
新ルールのまとめ
いやー
どこ見ても十二獣ばっかりでやになっちゃう
先行ドロー廃止しても先行有利は変わらないし、
またルール変更するしかないんじゃない?
ねぇ、コナミさん?(笑)
過去環境で対戦するゲートボールなんてものが一時期流行りましたが
ある日インターネットに転がってたVジャンプを開けてみたら
謎の白い煙に包まれて
現代遊戯王はゲートボールになった。
↓拡散お願いします。
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— しらこ (@peroshirako) 2017年2月18日
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