明日テストに出るABCデッキ講座①(採用カード編)
今回は最近話題のABCデッキについて紹介します。
★同時発売の電磁石の戦士についてはこちら
もともとは電磁石の戦士を組む予定でABCの記事を書くつもりはなかったのですが、ABCを使ってみると予想以上に強かったのでこっちも書くことにしました。
ABCの記事は既に多くの人が上げており、内容が二番煎じとなる部分も多いと思いますが出来るだけ分かり易くなるよう書いていくので、よろしくおねがいします。
1.ユニオンとは
まずはじめに最近まったくと言っていいほど聞くことがなかったユニオンについて再確認しましょう。
モンスターゾーンにいる時に起動効果で装備魔法として別のモンスターに装備することができるジャンルです。装備するだけでなく、装備を解除してモンスターとして再び特殊召喚することもできます。
ちなみに以前のユニオンは「1体に装備できるユニオンは1枚まで」という制約がテキストに書かれていたのですが今回のABCに関してはそれがないので1体のモンスターに複数体装備でき、装備時に付与できるユニオン効果を重ね掛けすることが可能になりました。
また、装備先のモンスターが破壊される場合、身代わりとしてユニオンを破壊するという効果もあります。今回のユニオンから1体に複数のユニオンを装備できるようになりましたが、装備先が破壊される場合に1枚ずつユニオンを破壊することはできず、2枚装備していようが3枚装備していようが全て同時に剥がれてしまいます。注意しましょう。
2.ABCモンスターについて
ABC-ドラゴンバスター
特に語ることはありません。時代が生んだただつよカードです。融合ってなんだっけ
3.「A」「B」「C」ユニオンモンスターズ
ABCドラゴンバスターを出すには以下の3種類を「場、もしくは墓地」に揃える必要があります。
こいつらの効果は3種類
①ユニオン効果(3体共通)
●1ターンに1度、自分の場の光属性機械族に自身を装備する。(装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する)
●装備状態を解除し、自身を場に特殊召喚する。
②ユニオン時の付加効果
戦闘、効果破壊耐性だけでなく、各自異なる効果耐性を付加します。
③フィールドから墓地に送られた時の効果
モンスターゾーン、装備状態から墓地に行ったら各自異なる効果を発動します。
(まさかのターン1制限ないです)
です。
肝心のそれぞれの効果なんですが
正直ややこしいよね。
覚え方とか特にないし
読んでも難しいので画像をつくりました。
インフィニ先生(teacher)曰く
A(黄色)は攻撃力が1900あるのでチェッカーやコアドラを倒せます。
B(緑)は墓地効果が最強。C(赤)は墓地効果が一見地味なんですが使ってみると器用で強い奴です。
展開時に装備するヤツはBとC
展開後に装備するヤツはAとBが多いらしいです。
4.ユニオン格納庫について
このデッキの1番のパワカでこいつを引けるかどうかで展開が雲泥の差になります。
炎舞天キのように発動時にデッキから光機械ユニオンをサーチできます。このデッキの場合サーチするのはABCです。
また、1ターンに一度機械族光のユニオンが召喚特殊召喚に成功したら同名以外の光属性ユニオンをそいつに装備できます。
つまりこいつを発動すればABCの内2種にアクセス可能というわけですね。
このカードの制約は「1ターンに1枚しか発動できない」であるためサーチ効果はターン1となりますが②の装備効果は張り替えれば1ターンに2回使うことも可能です。前のターンに貼った格納庫が生き残った状態で自ターンをむかえれば②の効果を使用後新しく格納庫を発動して①②の効果を使えます。
フィールド魔法なのでテラフォーミングと合わせて6枚採用でき、発動時の効果があるのでダブっても強いのがいいですね。
①の効果は発動無効やチェーンサイクロンで無効化されてしまいます。②の効果はチェーンうさぎで破壊されてしまうのがネックです。
次はテーマ外の採用カード、と行きたいところですが
ここでブレイクタイム
~ところで、知ってた?~
ストラクチャーデッキを購入すると必ず付いてくる公式ルールブック。
正直だれが読んでるんだろう。読むだけで理解できる初心者は存在するんだろうか・・
と疑問に感じますが黙っておきましょう。
今回のデッキはユニオンというなかなかレトロかつ特殊なコンセプトです。
モンスターが装備カードになって魔法罠ゾーンに行って・・
初心者には難しそうです。
ルールブックの装備カードの項目を見てみましょう。
ふむふむ
ん?
なんだこれ、こんなのしたことないぞ・・
ADSでも見たことがない・・
これが本来のルールってこと・・・?
つまり
こら!インフィニティで遊ぶんじゃありません!!
だってKONAMIが・・・
5.サブウェポンのはなし
ABCデッキは初めに言ったように「A」「B」「C」の3種類を場、墓地に準備してバスタードラゴンを出すことが一番の目標でありこのデッキの全てです。
しかしながらABCモンスターだけでは格納庫は強いものの早期に条件を満たすことは困難です。
そこでABC以外のサブウェポンに頼ることになります。
これが現在使っている構築です。
この構築に採用されているサブウェポンは
①金、銀ガジェット
③こけコッコ
エクストラには
④エンシェントフェアリー&ヌトス
を入れています。
①金銀ガジェ
ABCと同じ光属性機械族なのでツクヨミ及びギアギガントクロスを作れ、特殊召喚対応なので複数引いていても(同名はだめだけど)押し出していける点、エンシェントフェアリーやヌトスで特殊召喚しても効果が使える点でブリキンギョよりも勝っています。
格納庫+金or銀ガジェ⇒ツクヨミルートでABCを成立可能です。
銀河戦士は1枚素引きすればもう一枚にアクセスが出来、銀河戦士+光2枚消費でインフィニティが立ちます。このデッキは手札にABCを揃えても意味がなく、場、墓地に送って初めてドラゴンバスターが立つため手札を切れるコイツは重宝することが多いです。
また、このデッキの最強とも言えるコンボ格納庫+トランスターンでABCインフィニティが強力なため入れない意味はなさそうです。
③こけコッコ
幻影彼岸に入ったり竜剣士にも入ったりで今回はABC
すげーよこけコッコ!!
こけコッコは先攻ならABCと合わせて7シンクロ、後攻なら8シンクロを作れます。
7シンクロはエンシェントフェアリー、8シンクロはスカーライトやスクドラ等の捲るカードですね。
エンシェントフェアリーは格納庫を破壊して格納庫2枚目を持って来たり手札のモンスターを特殊召喚してさらにランク4を作ったりできます。
フォトンスラッシャーと役割は似ていますがシンクロが出来るのでABCの墓地効果を使えて強いです。
④エンシェントフェアリー&ヌトス
エンシェントフェアリーは↑のとおりです。ヌトスはエンフェからランク4(ギアギガやツクヨミ)に繋げた後エンフェランク4を食って出します。クロスでサーチしたモンスターをヌトスで出してヌトス深淵を成立させます。ちなみにこのパターンをすると基本的に横にABCが立ちます。
~その他のサブウェポン~
今回の構築には採用していませんが他の採用候補も紹介します。
⑤音響戦士
主にP効果を使います。手札を切ってデッキから音響戦士を特殊召喚。
出すモンスターの候補は
マイクス・・レベル5なのでノヴァインフィニティを立てる補助が可能。さらにこいつ特殊召喚したターン召喚権が一度増えるので手札のモンスター押し出しに役立ちます。攻撃力が2300あるのでユニコーンとバトれるのも素敵。
ピアーノ・・レベル3チューナーです。7シンクロ(エンフェ)に使います。
サイザス・・レベル4機械なのでクロス等のランク4エクシーズに使います。
ベーシス・・レベル1チューナーであり効果で手札の枚数分場の音響戦士のレべルを上げることが出来ます。ピアーノにもサイザスにもなれる器用なやつです。
ABC発売日に大会で使うために泣く泣く180円で買いました。
手札のABCを切りながら柔軟に動けるとクロスでサーチできるので最初は評価してたんですが、展開が特別強くなるわけでもなく素引きで弱いカードが増える事、ゴードンと相性が悪い事から今は採用してません。
⑥同胞の絆
デッキからABCの仲間を呼び1ターンのラグはあるもののABCを成立させることができます。他のデッキの同胞と違って呼び出したABCのユニオン効果で場のモンスターに耐性をつけてターンを返せたり、装備したABCの墓地効果で相手ターンにサーチ展開が出来るのが強いです。このデッキの弱点であるGを撃たれた時に止まるためにも使えるので採用一歩手前まで来てます。
なくてもいいけどちょっとはあったほうが・・・
そんなの微妙すぎ~~♪
とりあえず思いつくサブウェポンだけ上げました。
他に思い出したら追記しますね。
6.ABCを使ってみて
墓地から除外して特殊召喚は想像以上に強い
一度ABCを成立させると分解⇒ランク4⇒再合体ABCと強い動きを続けられるため、ABC成立のためのアド損はそこまで気にならなかったです。帝同様に回りだすとドローカードに依存せず強く回せるデッキになります。
やっぱり増殖するGがきつい
ただし、増殖Gにとても弱くGを食らいながらもABCを立てると結構な枚数ドローをさせてしまうことがあります。ドラゴンバスターは精霊龍、ベアトに匹敵するパワーを持っていますがフタをするタイプのモンスターではないためGで引かれすぎると闇剣等のメタカードの前に簡単に屈してしまいます。そのため、Gを食らっても止まりやすいギミックや罠の採用は必要だと思いました。
構築が面白い
このデッキで一番魅力を感じたのはトランスターンやこけコッコ等のゲーム中一度しか使用しないけど引きたいカードを複数積みやすい所です。ABCを成立させてしまえば回すための腐ったカードも全てコストに変換できるのは素晴らしいと思いました!
僕もまだ触って間もないのであまり深い話は出来ないのですが、このデッキは考えれば考える程強くなるデッキだと思うので今後も考えていきたいと思います!
すまん!電磁石の戦士!ほんますまん!
次回は今回少し触れた展開パターンを紹介しようと思います。
おたのしみに。
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